TOEIC800は必要?【30代未経験】英語の転職は上手くいく?

この記事でわかること:英語を活かして転職をする際英語力はどのくらい必要なのか。何歳まで転職が上手くいきやすいのか。業種や職種の難しさの違いはあるのか。
(2021/01/29 更新)
- 英語力
- 未経験でも英語転職はできるのか
- 他のスキルの資格を取ることも一案
- 業界・職種
- きんかじゅうの考える英語力と職種の目安相関
- 年齢:35歳の壁
- 年収アップ

皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんは転職をする際の基準はありますか。
年齢や英語を活かしたい時の英語力、業界や職種は気にするでしょうし、年収が上がるのかと言う点についても検討されていると思います。
年収アップが一番の目的の方も多いでしょうか。
特に年齢と英語力は、英語を武器に転職する際に気になる部分でしょう。
後述しますが、これは職種との関係もあるため一概にいうことが難しいです。
今回は英語で転職を考える際、気になる基準と、年齢の壁とも呼ばれる35歳での転職についても触れたいと思います。

英語力
一般に英語を主戦力として転職する際、TOEIC800あることが最低限とされています。

しかし、それは英語を主力とする場合のみです。
英語しかスキルが無い場合はそのくらいの英語力は必要ですが、他のスキルなどと組み合わせていけばTOEIC800に満たないスコアでも充分に転職で戦えます。
ITスキルや営業スキル、専門知識や必要となる技術、人事や経理などの一般的に企業に必要なスキルなど活かせます。
今までの経験で培ったスキルを活かして転職を試みれば英語力の壁は超えられやすいでしょう。
未経験でも英語転職はできるのか
たとえ未経験であっても自分の今までの経験から活かせるところを考え出して、求人とすり合わせて応募してみるのはいかがでしょう。
そうすることにより、書類選考通過率は上がるのではないか私はと思います。

未経験での転職では今までのスキルが活きないと思いがちですが、実は別の職種や業種でも活かせるものはとても多いです。
例を挙げますと、接客業に勤めて長い方はコミュニケーション能力に長けていると思います。
そこで英語を使うオペレーターやカスタマーサポートなどのオプションが考えられるのではないでしょうか。
接客スキルや事務職で必要となるスキルなども英語転職では活かせ、ソフトスキルと呼ばれる数値化できないスキルは人間にしかできない技術で活きることが多いです。将来的にAIに取って代わられるようなこともなく、特に接客業から英語を活かす転職でしたらチャンスはかなり幅広いと思います。
また、英語を今まで仕事で使った経験がなくとも「英語ができると自信を持って説明すること」でアタックしていきましょう。

職場で僅かでも英語を使った経験があれば、その場面を堂々と示すことをおすすめします。
具体的な過去の経験や、自分が英語を毎日の中でどのように使っているのか、英語学校に通っていればそこでアウトプットしていることを前面に出しましょう。
人事の方の中に「自信を持って強調したわずかな事実」と「自信なさげに伝えられる事実」でしたら、前者の方が記憶に残るでしょう。
自信を持って伝えるだけで伝わり方が違うものです。
例えば事務職に英語を活かして転職したいのであれば、事務処理の能力について強調することと、英語の読み書きが必要であればそれに対応した自身の「英語の読み書きが得意である点」と強調していくと良いと思います。MOSなど持っていれば持っていることを必ず伝えると良いでしょう。

英語が話す必要がある職であれば「話せること」を強調して伝えることが大事です。
他のスキルの資格を取ることも一案
MOS資格を持っていたりIT資格を持っているとか、今まで経験は無くてもその職に関連した資格があると言うことは、強力な後押しになります。
「未経験でもやってみたいです。やり方は知りません、教えてください!」と言う候補者と、
「未経験ですがやり方はわかります。どのようにすればよいですか!」と言う候補者では
選ばれやすい方はおのずと判るものでしょう。

例えばITの資格を身につければ、ITヘルプデスクやカスタマーサクセスなどへの転職も考えられます。
業界・職種
営業職に関しては要求される英語力に幅があるイメージです。英語力がTOEIC600くらいでも募集している求人は見かけたことがあります。しかし、未経験からの営業転職は英語ができると言うだけでは上手くいく方といかない方に分かれるでしょう。と言いますのも、営業に必要な事務能力と経済観念、経営者的視点も必要となるからです。

きんかじゅうの考える英語力と職種の目安相関
TOEIC900以上
翻訳通訳
TOEIC800以上
海外営業 管理職 コンサルタント エコノミスト
TOEIC600~800以上
営業 人事 経理 カスタマーサクセス
TOEIC700~990以上
英語教師
TOEIC600~750以上
ITエンジニア 事務職 ヘルプデスク
TOEIC600未満
接客業 専門用語が多い職種

年齢:35歳の壁
一般に転職は35歳以上になると難しいと言われています。

外資系ではあまり考えられていないようですが、日本企業は長期的な人材成長を考えたうえでの足切りと言えます。
つまり、未経験での転職を考えると35歳くらいを目途に難しさが増すと考えられます。ポテンシャル採用はそのくらいまでにして、あとは人材を育てたいと言う企業の思いが鑑みられます。
もし、35歳を超えて未経験職種への英語転職をなさりたい場合は、外資企業を目指すことが考えられそうです。
年収アップ
未経験から英語転職をする中で、年収をあげることは可能なのでしょうか。

それは、人によると言う所ではありますが、一般に英語を使える人材の価値は高く年収も高いものです。
あなたが上司だとして、英語ができないけれど営業スキルのある海外営業と、英語がペラペラで営業スキルのある海外営業だったらどちらを雇いたいですか。
これから海外にも展開したいIT企業のエンジニアが英語ができる人とできない人ではどちらが有利でしょう。
基本的にその職種で必要なスキルがあること、もしくは近いスキルがあることが前提になりますが、英語はスキルとして価値が高い、お金になる技術だと思います。

いかがでしたでしょうか。
個人的な感想ですが、英語を他のスキルと共に使うと、足し算と言うより掛け算のように思います。
他のスキルと他のスキルは足し算ですが、他のスキルと英語力は掛け算だと私は思います。
もし、この記事が誰かの後押しになれればと思います。
以上、きんかじゅうでした。
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