選んでないの? つみたてNISAで選ぶべきおススメ投資信託13選! 【SBI証券編】

(2021/08/12 更新)
所要時間: 10分
この記事で分かること: SBI証券で、つみたてNISA口座を開いて投資信託を選ぶ時、何を基準に、どの投資信託を選べばいいかが分かる!
皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
NISA口座で投資商品を選ぶ時、どれが良いのか判らないで諦めていませんか。
私も最初どれが何かわからず右往左往し、情報に惑わされたものです。
しかし、ある2つのことに気がついて投資商品を選ぶのがすごく楽になりました。
それはアセット・アロケーション(ポートフォリオ)と、コストです。
この記事ではSBI証券でつみたてNISA口座を開いて投資信託を選ぶ時を想定し、おススメ投資信託をお伝えしていきます。
つみたてNISAの投資信託選択時には、『アセット・アロケーション』に気をつけろ!
アセット・アロケーションとはポートフォリオとも言い、リスクを測る基準の1つになります。
これは、自分がどのくらいの割合の金額を、どの地域・業界・通貨などに傾けているか、知っているか、と言うことです。
アセット・アロケーション(ポートフォリオ)が分かっているだけで、選ぶ基準が立てられやすく、選ぶ際に楽になります。
長期投資でコスト管理は、何より大事!
手数料や信託報酬を甘く見てはいけない!
そしてコストとは「手数料」や「信託報酬料」と言った、投資をする際にどうしてもかかる固定費のようなものです。
個人的に気がついてこととして、このコストが低い投資信託やETFは、結果が伴っている場合が多いです。
例えば今回紹介する「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500」のコストは0.0938%と最安クラスですが、最近1年のリターンが+37.10%と安定していて、心安らかに投資できる投資信託です。
このように低コスト=高リターンである投資信託は数多く、逆に高コストなのにリターンはいまいち、と言う投資信託も多いです。
これらは往々にしてインデックスファンドで、コストもかからないのに成績が良いのが特徴です。
つみたてNISAで選びたい!投資信託13選の選定基準
今回はアセット・アロケーションの考え方を基に、地域別に信託報酬コストの低い投資信託を紹介し、
結果的にリターンの優れている投資信託をお伝えしていきます。
全てつみたてNISA口座で選べる投資信託を紹介しているので、つみたてNISAで投資商品を選ぶ際に、参考になれば嬉しいです。
まず、アセット・アロケーションの考え方として、『分散』があります。
同じでない様々な地域に分散するだとか、同じ業界を選ばないようにする分散と言うものです。
今回は地域を分散させて投資信託を選ぶ際に選びたい「全世界株投資信託」「アメリカ株式投資信託(全米株式・S&P500)」「先進国株投資信託」に加えて、「バランス型」の投資信託も紹介します。
実は「バランス型」は景気が荒れる際に乱高下しやすいので、初心者に不向きですが、「分散をする」と言う観点からとても優れた商品です。そのため今回一緒に紹介します。
*今回は「日本株投資信託」「新興国株投資信託」や債券投資信託、J-REITについては触れません。
理由は人口減少から日本株の見通しが芳しくないこと、新興国株・債券やJ-REITの値動きが初心者には心臓に悪いこと、債券は堅調だけどリターンがそれほど大きくないことから、これらを外しています。
数字は「信託報酬 (税込)/年」
以下画像はSBI証券サイト内・各投資信託の目論見書より拝借。赤い線で囲っている部分は筆者の加工。
アメリカ株式投資信託(全米/ S&P500)
このセクションで紹介する投資信託は、全米株式もしくはS&P500に連動するインデックス型投資信託です。
ここでの全米株投資信託とは、アメリカで上場している株式全体的に投資できるインデックスファンドのことを指します。
またS&P500に連動するインデックスファンドとは、日本で言う日経225のような上場している株式の中から成績の良い株式をすくい上げ選定したインデックス、S&P500に連動する投資信託のことです。
*簡単に考えて、上場している株式全体がAKB48だとすると、日経225やS&P500は「神セブン」のようなものです。
上場している株式の中からノッている人気の企業を選んで、そこの会社だけで平均値を出すような感じです。
【全米】
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・全米株式) 0.0938%
【S&P500】
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500) 0.0938%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968%
先進国株式投資信託
次に紹介するのは先進国株式投資信託です。
先進国とはアメリカ・日本・EUの各国など、G7をイメージすると良いと思います。
新興国に比べインフラや法整備が整っているため、安定して経済が伸び、急下落も少ない国々です。
投資信託によって各国の割合が異なり、アメリカが多めだとか、全体的に同じように配分しているなど特徴があります。
SBI-SBI・先進国株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(先進国株式)) 0.1022%

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.1023%

(出典: SBI証券)
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1023%

One-たわらノーロード 先進国株式 0.10989%

全世界株式投資信託(オール・カントリー 通称: オルカン)
次はオルカンの通称で愛されるオール・カントリー投資信託、全世界株式投資信託です。
全世界株投資信託と言っても、こちらも投資配分がそれぞれ違います。
気に入った配分の投資信託があればそれを一択しても良し、他の投資信託と組み合わせても良しです。
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式)) 0.1102%

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 0.1144%
-資産の状況.png)
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 0.1144%
-資産の状況.png)
One-たわらノーロード 全世界株式 0.132%

バランス型 投資信託
最後に登場するのは、バランス型投資信託です。
選定した国や地域、業種などの資産クラスを等分に配分しています。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 0.1144%
-資産の状況-1024x567.png)
One-たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.154%
-資産の状況-1024x381.png)
まとめ: 結局どの投資信託をつみたてNISAで選べばいいの?
さて、いろいろ紹介して結局のところ、どれを選べばいいの?と言う気分かと思います。
個人的には、「全世界株式投資信託」に、最初は全て投資してよいと思います。
理屈では自身で分散させるよりも、1つの分散ができている投資信託に投資する方が楽だからです。
「じゃあ、なんで他の地域の投資信託を紹介したの?」とも思われたでしょう。
紹介した理由は、一つの全世界株投資信託で自分の思い描く理想の分散配分にならないことが、ほとんどだからです。
その場合は投資信託の組み合わせが重要になります。
例えば、「SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))」では、アメリカ株が55%、他の先進国株(除く米国)が35%、新興国株が残り、となっています。
そこで、「アメリカ33%、先進国株33%、新興国株33%が理想」と考える人にはこの投資信託は、パーフェクトではありません。
しかし、他の投資信託を組み合わせることで理想の配分に近づけることができるのです。
実際に私はそのように考え、「SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:雪だるま(全世界株式))」と、
バランス型の投資信託「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」の2つを組み合わせて、
半分づつ毎月投資しています。(つみたてNSIAではなく、特定口座ではありますが)
自分の思い描くアセット・アロケーションに近づけておくことは重要です。
なぜなら、アセット・アロケーションは、リスク管理だから。
自分の取れる(取りたい)リスクに投資することは、投資を続けていく上で、とてもとても大事ではないしょうか。
この記事が投資信託を選ぶ際の助けになっていればいいなと思います。
これ選んでみた!って方はコメント欄か、Twitterか、Instagramでコンタクトしてきてくださいね!
それでは、また別の記事で。
きんかじゅうでした。
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