英語学習に必要な基礎3つ 英文法・英単語・脱カタカナ発音

(2020/12/03 更新)
こんにちは、きんかじゅうです 🙂
英語ができるといいなぁ、と私は常日頃思っています。
なぜでしょう。
それは、「情報量が多くなり、情報のバリエーションが広がるから」です。
「情報量?なんだそりゃ?」そう思った方が多かったと思います。
それ、自然ですよね。
もちろん「外国の人と話せるようになりたい」、「海外旅行に行きたい」、「仕事で使いたい」、「仕事で昇進するのにTOEIC X00点以上必要…」などが主な学習開始の理由である方がほとんどであると感じます。
しかし、考えてみてください。
日本語が使われている情報の量は全世界で流れている情報量の何割なのでしょう。
日本語が母語もしくは公用語である国は日本1か国だけですが、英語が母語もしくは公用語の国は何か国あるんでしょう。
なんと、80か国語以上あるそうです。
日本語1:英語80です。
単純計算、日本語で書かれている情報の80倍以上の英語での情報が世界中を飛び回っているのです。
それは私たちの知らない新しい情報であり、日本語に訳されて知ることができるようになるには時間が少しかかる情報です。
「時間がかかったからって何だというのか。」
「日本語にされてから知ればいいじゃない。」
そう思った方もいると思います。それもまた正しいです。
しかし、想像してみてください。
あなたは明日の朝、アメリカのとある有名大企業が突如として資金繰りが悪くなるというニュースをスマホのアプリで知ります。
あなたはその企業の株をたくさん持っています。有名で成長力のある企業だったので買い続けていたのです。
あなたにとって貴重な金の成る木でした。
しかし、今やその企業の株式の価値は急降下。
毎月ほくほくと資金が順調に増えていたのに、それはもうその瞬間には負債になり始めていました。
あなたはベットで「明日も忙しい」とつぶやいて眠りにつきます。
英語が読めてさえいれば、その情報に気がついて難を逃れたかもしれません。ですが、あなたは日本語の情報だけチェックして寝るのです。
翌朝、起きた瞬間に真っ青になることも知らずに。
いかがでしょう。夢物語でしょうか。
私は、英語を学ばないということは最大のリスクだと考えます。
自分の知らない情報が多い、わからないことが多い、とはプライベートでもビジネスの場においてもマイナスではないでしょうか。
いかがでしょう。
「…」
では、英語を学びたくなったという時、何から始めればいいのでしょう。
よく使う英語の会話フレーズを覚える?
まず英単語のインプット?
簡単な洋書を読んでみるとか?
英文法できないとダメなんじゃないかな…?
読み書きだけできてていいのか?
話せないと意味ないんじゃないか?
発音が思いっきりカタカナ発音だから英語で話すの恥ずかしい…。
発音矯正のために学校に通った方がいい?
私は英語を学ぶには3つの根本となるコンテンツがあると考えます。
また、これらは全て自身で向上することが可能だと信じています。
英語学習に必要な3つの力とは
- 文法
- 単語
- 発音
この3つです。
なぜこの3つなのか?
それは英語学で言われている英語の根底となる力だからです。
私は英語学を大学で学んだことがあり、英語を使うにはこの3つが大変重要だと知りました。
また、私はNZに1年半留学したことがあり、その時に痛感したことでもあります。
この3つの軸、文法・単語・発音、どれか1つがかけても英語は通じません。
単語と発音が完璧でも、文法が無茶苦茶では話が通じず「英語が理解できない」と思われてしまいます。私がNZで語学学校に通っている際に南米からきた生徒はよくクラスで中心的に話していました。
しかし、教師含め内容がわかる人は少なかったです。
多くの南米からきた生徒の特徴として、話すことに恐怖はないけれど文法を間違って使うのです。
もちろん、文法的に正しく話せる人もたくさんいました。
ですが、文法的に正しくない人とは話していて、「話の内容」を「私が理解できたこと」とすり合わせるのが大変でした。
もちろん私の英文法力の問題だったかもしれませんが。(苦笑)
Eメールのみでのコミュニケーションなどは別かもしれません。
ですが、相手のEメールに書いてある単語が判らなければ、一々調べて時間をかけて読むのでしょうか。
時間はコスト、と言う考え方を知っていますか?
調べる時間がかかればかかるほど、その時間にあなたは別の仕事ができていたかもしれませんね…。
電話が来たらどうしましょう。
相手の言っていることが聞き取れても、単語の意味が分からなければ話が続きません。
大きなビジネスチャンスだったとして、電話を切ろうとしている相手に何と言っていいかわからなければ交渉だってできません。
文法的に正しく話していても、発音がカタカナ発音では理解してもらうのに苦労するでしょう。
国際的な場で自分だけ日本人特有の発音をするので周りからおいていかれるなんてこともあり得るでしょう。
何言っているのかわからなくても親身に聞いてくれるのは、英語学校の教師だけです。
わからない英単語や使っている英文法の意味が不明な場面が多く、発話の内容が通じなければ、決定的です。
外国で道に迷って、追いはぎされても警察署にすら辿り着けないかもしれません。
危険ですよね。
この3つは中心となる英語力です。どれができなくても英語でやり取りができなくなります。
「では、どの程度できていたら良いのか。」
私は下に書いた内容くらいが目安だと思います。
文法:中学卒業レベル 高校生のクラスについていけるくらい
単語:最低でも2,000語、ビジネスレベルに達するなら3,500語~10,000語以上
発音:母音(二重母音含む)が正しく発音できる
いかがでしょう。
文法は、中学生が習っている文法が理解できれば、通じる英語が話せるようになります。中学の時一度修了している内容です。思い出せればいいのです。
中学の時に不得意だったなら、わかりやすい教材を探しましょう。私もいくつか提案させていただきます。
単語は多いと感じたでしょうか。
しかし、中学で学習する英単語は1,200語と言われています。プラス800語です。意外と少なくないですか?
1日7個づつ覚えていけば、プラス分は100日ほどで終わります。
1年は365日ですから、2,000語を0から目指しても、1日7個を継続すれば来年の今頃には既に終わっています。
役に立つ単語本やアプリはもう探してあります。
いきなりすべて共有しても混乱するでしょうから、少しづつシェアさせていただきます。
日本人特有の発音、カタカナ英語は治らない、なんて思わないで下さい。
たしかに、練習でネイティブ並みの発音を獲得することは簡単でないかもしれません。
ですが、毎日あきらめずに特訓することで徐々に発音が良くなっていきます。
Practice makes perfect。
口腔内にあるのは何だと思います?
そう、筋肉です。つまり、口の中の筋トレをするのです。
これは、正しく続ければ効果が出ますし、サボれば衰えます。
ですので、私も毎日、英語を話す努力をしています。
「目安がわかったらどうするのか。」
私は実行あるのみだと思います。
やり方が判らないと思われた方、大丈夫です。私が伴走します 🙂
英語の学び方をこれからお伝えしていきます。
必要な知識、有益な書籍、英語の実践できる機会、アプリやサイトの情報も惜しみなく皆さんに知っていただきたいと思っております!
一緒に英語力をあげていきましょう!!
コメントを残す