社会保障を知れば保険支出は見直せる!?4つの社会保障制度とは?

(2021/02/23 更新)
- 保険見直しには社会保障制度を知ろう。社会保障には、4つ種類がある
- 社会保険
- 社会福祉
- 公的扶助
- 保険医療・公衆衛生
- 保険が必要な時はどんな時?社会保障だけでよい?
- 民間保険が必要なケースと言うのは、起こること自体はレアだれど、起こってしまったら大ダメージの場合
- 保険見直し:もし入るならどの保険がおすすめ?
- 掛け捨て生命保険(保険に入る方が大黒柱の場合のみ)
- 火災保険(地震保険)
- 自動車保険(自転車保険
- まとめ

皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
家計の支出を見直していると、支出の中で保険の割合が多い方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。保険の見直しって大切ですよね。
かく言う私も、以前は月に3万円を民間保険に支出して、家計管理にヒーヒー言っていました。
しかし、公的な社会保障の内容を調べると、日本の公的社会保障でカバーされる部分がかなり多いと気づき保険のスリム化に成功しました。
現在は月2万円以上の支出カットし、大きな家計改善をしています。
ちなみに、私のパートナーは民間保険に全く入らない決断をしました。
このような決断がどうしてできたのか。
それは、日本の社会保障制度がどのくらい充実しているか確認したからです。
皆さんも、一緒に見てみませんか。
保険見直しには社会保障制度を知ろう。
社会保障制度には、4つ種類がある

社会保障制度とは、私たちが生活していく上での困難から、守ってもらえるセーフティーネットのこと。大変な状態になって生活が苦しくなったとしても、助けてもらえるということです。
社会保障制度には4つの柱があり、それぞれで違った角度から人々の生活を助けています。
社会保険

社会保険とは、ケガや病気をしたなどの時に一定の給付を人々にする制度です。ケガや病気でお金がもらえるんですね。
たとえば、ケガをして病院に行ったときに全額は払わずに、基本的に3割もしくは1割の負担でお金を払います。全額払わずにすむのは、医療保険のおかげなんです。
社会の中で事故や生きていくうえで大変な状態に行き当たった時に、人々の生活を安定させる目的があります。
社会保険は、日本に住んでいる限り強制で加入させられますが、そのおかげで誰でも保証を受けらる仕組みになっています。
保障されるもの:ケガ、死亡、老齢、障害、失業などがある
医療保険、後期高齢者医療制度、公的年金制度、障害年金、遺族年金、介護保険、雇用保険、労災保険など
社会福祉

社会福祉とは、生活をする上でハンディキャップのある人々に対して行われる公的支援です。
障害のある人や、ひとり親家庭の人たちなど、社会生活を送る上で難しさのある人々をサポートします。
社会福祉の目的は、生活にハンディキャップのある人々の生活を安定させることです。公的な支援があることにより、安心して社会生活が送れるようになることを目指しています。
たとえば、障害のある人向けの福祉施設があります。この福祉は、社会福祉に当たります。
児童福祉、身体障害者福祉、高齢者福祉など
公的扶助

公的扶助とは、生活に困っている人びとに最低限の生活を保障し、自立を助ける制度です。
たとえば、生活が急に立ち行かなくなった時、金銭的に生活を助けてもらうために生活保護を申請できます。これが公的扶助の1つです。
この公的扶助を受けるには資産調査を受ける必要があります。扶助を受けるには資産や能力など、要件が決まっているためです。
生活保護、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、出産扶助、介護扶助、葬祭扶助など
保険医療・公衆衛生

保険医療・公衆衛生とは、人々が健康に生活ができるようにする制度であり、食中毒や感染症などについての予防や、衛生と言った見方をします。
たとえば、夏の暑い時期にO157の食中毒感染防止のポスターを見たことはありますか。この取り組みをしているのが、公衆衛生の制度です。
人々が健康を維持し、また向上させることができるための制度です。
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