成績の良い営業さんが読んでる本「人を動かす」が1時間半で読める方法

1.視座を変え、相手の気持ちと立場になること
2.傾聴し、相手を尊重すること
3.他人への純粋な関心や、笑顔が大事なこと
4.たとえ、相手が間違っていても面目をつぶさず、直接的な批判をしないことや、長所をほめること
5.相手に「自分は重要な人物だ」と思ってもらうこと
(2020/12/13 更新)

こんにちは皆さん、きんかじゅうです。
きんかじゅうって何ですか、あのサルみたいな動物ですかと聞かれました。
残念ながら人間です。あんなに可愛くないです。。。
さてさて話は変わりますが、今日は皆さんにおすすめな本を見つけたので持ってまいりました!
特に営業の方にはてきめんな内容だと思います。
D・カーネギーの「人を動かす」です。ちょっと厚めなので、3.5センチって所です。
…大丈夫です。1時間半で読み切る方法があるので、あとでお伝えします。
「人を動かす」と著者D・カーネギーについて。
カーネギーは貧しい家に育ち、現金がないような状態が多いような環境から、弁論を研究することを志しました。
結果的に自身の研究所を立ち上げ今ではそのコースが世界90か国で開催されその内容は900万人以上が終了しています。
こう聞くと、0から身を起こした人の処世術と思われるかもしれません。
しかしこの本は、結果を出しているブロガーさんはみんな読んでいる、とブロガー界隈ではささやかれています。
なぜかと言うと、ブロガーと言う生き物は「伝えたい」生き物だからです。
その性分のせいで思わず自分中心になってしまいがちですが、ブログと言うものも相手に読んで納得してもらわないと意味がありません。
「でも相手を説得して納得させたい」
そう気持ちがなりがちです。それに対応しているのがこの本の内容です。
次は要約をお届けします。
どんな本なのかわからないと読む読まない以前の問題ですからね。
「人を動かす」で全体的に書かれているのは下記の5点です。

1.視座を変え、相手の気持ちと立場になること
2.傾聴し、相手を尊重すること
3.他人への純粋な関心や、笑顔が大事なこと
4.たとえ、相手が間違っていても面目をつぶさず、直接的な批判をしないことや、長所をほめること
5.相手に「自分は重要な人物だ」と思ってもらうこと
この5つです。
特に5番目の「相手に『自分は重要な人物だ』と思ってもらうこと」が一番重要だと書かれています。
例えば1.視座を変え相手の気持ちと立場になること。
これは交渉をするときや売り込みをするときの営業さんに活かせるんじゃないかと感じます。
交渉で有利な結果を得たい時って、どうしても自分が話しがちです。
私も、話過ぎで失敗したことがあります。
ここでは視座を変え、相手の気持ちと立場に立つと、相手の状況が見えてきます。
相手の方はご自身でないので、視座を変えるのが難しく感じられる方もいると思います。
ただ、少し柔軟に「私がこの人の仕事上の立場だったら…」とか、「なぜこの人が自分の売る製品を買わないのか」を考えるのです。
そうすれば、見えてくるものが変わると思います。
次に2.傾聴し、相手を尊重することを考えてみましょう。

これは実は、考えてみれば行っていないと大変失礼ではないか、と私は思い立ちました…。
話を聞いていない、生半可に聞いて相手を尊重しない。
それではまず失礼ですし、相手に向き合っていないと態度で判ります。
それに、話を聞いていなければ、相手の欲しいものは判るのでしょうか。
話を傾聴し、聞いた内容を精査した後で、相手の利益をまず考え誠実に接するんですね。
そうすれば、おのずと相手が欲しがっているものがわかってきそうです。
3.他人への純粋な関心や笑顔が大事なことは、とても簡単なことです。
ですが、とても大切なことだと思います。
私は、信頼関係を築く第一歩は「笑顔」だと思っています。
例えばこんな話があります。
アフガニスタンで紛争の最中、敵対しているアメリカ軍が仲裁のため、駐留しに行ったんだそうです。
仲裁のためとはいえ、敵対しているアメリカ軍が来たので現地市民は、敵対すべきか友好的に振舞うべきか大混乱だったそうです。
緊迫する空気の中で現地駐留の責任者の軍人が放った一言が「Smile!!(笑顔)」でした。
その映像を見たことがありますが、軍人一人一人が笑っているか確認する徹底ぶりでした。
そう、アメリカ軍人たちも「現地市民から攻撃されるかもしれない」と言う警戒心から、同じように緊張していて、顔が怖かったんです。
そこで責任者が「笑顔になりなさい!」と軍人に呼び掛けたのです。
助けに行った相手にも警戒されては何もできませんから。
笑顔であることは、自分が無害であることを示す絶好の方法だと思います。
無害であると示して、バリアを取り払うことは信頼関係を築くために大事なんじゃないでしょうか。

4.たとえ、相手が間違っていても面目をつぶさず、直接的な批判をしないことや、長所をほめること。
これは私はとても難しいと感じました。
私なんかは自分が「知っている」ことを振りかざしてしまいたくなる時があります。
「それは、こっちが正しい。」とか、「勘違いはそっちですよ?」とか。
でも、ぐっとこらえてカーネギーの本の内容とこの言葉を思い出します。
一緒にいる人に、賢いとか教養があるなどと決して思われてはならない。あなたの教養は、懐中時計のように自分のポケットにしまっておきなさい。そして自分も1つ持っていると見せびらかしたいばかりに、むやみにそれを取り出して、強い印象を与えてはならない。
第4代チェスターフィールド伯
5.相手に「自分は重要な人物だ」と思ってもらうこと
この部分は一番大事な部分とカーネギーも強調しています。
ご自身を大事に扱ってくれない上司や同僚、営業先もありますよね。
どう感じますか。その人のために働きたいでしょうか。
でも、その人たちを動かして、仕事をスムーズに運んでみられるようになったら、それは素敵ではないでしょうか。
相手に敬意を払い、重要視することで相手は変わります。

1時間半で読む方法ですが、「まんが版」があるんです。
…チート臭いと感じる方もいるかもしれません。
しかしながら、時間はお金で買えません。
時短で最短で効率よく結果を出せたら私は嬉しいです。
もし、原作の本を読みたいと思った時も内容をつかむのが早いので、先にまんが版を読むことは楽だと思います。
楽であることは絶対に「ずる」ではありません。

人を動かす文庫版posted with ヨメレバデール・カーネギー/山口博 創元社 2016年01月24日頃 楽天ブックス
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D・カーネギー マンガで読み解く人を動かすposted with ヨメレバデール・カーネギー/歩川友紀 創元社 2015年09月10日頃
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まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」
posted with ヨメレバnev/藤屋伸二 宝島社 2015年04月
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図書館
それは、あなたがあいた時間に他のことにも注意を向けられるという意味です。
はてさて、私は読んだばかりですので、これから実践ですね!
より、相手を動かす(読んでもらう)ためのブログにしていきたいものです。
きんかじゅうでした。
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