初心者向け投資入門ポートフォリオ!国・業界・REIT・コモディティ

(2021/01/13 更新)
- どの国にどれくらい投資すべきか?
- リスクを分散すると何が起きるのか?
- 業界で投資先を分けるべきなのか?
- リート(REIT)って何?
- コモディティとは?
皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんは、投資のポートフォリオの割合を考える時、何を指標にしますか。
ポートフォリオの内容について、何をどのくらい入れればいいのか迷いますね。
私は投資を始める時、つみたてNISA口座を地元銀行で開き、iDeCo口座を楽天証券銀行に開き、つみたてNISA口座を楽天証券銀行に移行しました。
その順で口座を開いたり商品を選んだりし、正直に言って最初商品を選ぶ時、色々迷いました。
この記事を見て同じようにみている方々に、「こんな風に私は選んでいます」と具体的にお伝えして、商品を選ぶ際の参考にしてもらえれば嬉しいです。

では、私が今ファンドを選ぶ際に気にしている基準を今回はお伝えします。
- どの国にどれくらい投資すべきか?
- リスクを分散すると何が起きるのか?
- 業界で投資先を分けるべきなのか?
- リート(REIT)って何?
- コモディティとは?
- どの国にどれくらい投資すべきか?
どの国にどれくらい投資すべきか?
まず、国です。

どの国にどのくらいの割合でポートフォリオを振るか考えます。
よくある議論で日本株を買う方がいいとか、米国株を買うのがいいとか、世界株を買うのがいいとか、先進国株もいいとか、新興国株がいいとかあります。
日本株

日本株は日本の株式会社の株となります。目論見書という投資する際に確認する書類にかかれている企業名が、馴染みがあり選びやすいと言うことがあります。最近、ウォーレン・バフェットと言う、投資の神様的存在の人(健在)が日本株を2020年末に大量に買い付けたと言うニュースもあるほど、安定しているという見方もあります。
米国株

米国は人口増加がある世界一の資本主義国として投資対象として、一番人気の国です。経済資本もしっかりしており、成長性があると考える人はとても多いです。
全世界株

しかし、一つの国に傾倒してしまうとリスク分散ができないと考える人も多く、全世界株もまた人気です。
全世界株はその名の通り、世界中の株をトッピングした株ですので、リスク分散には良いとされています。
先進国株

先進国株とは、米国や日本EUの国々などの株のことです。先進国をイメージする時にはG7がそれにあたると考え変えることの可能です。
既に経済が育っている環境があり、何か問題があっても暴落が起きにくい、経済が失敗しずらい素養があります。
新興国株

新興国株と言うのは、BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、韓国)や台湾、メキシコなどの国々の株を指します。
先進国とは逆に、まだ経済が成長する余地が大きいという理由で人気があります。
特に人気の理由として、日本や米国などの先進国の経済が育ち切っていると言う意見があります。
米国や日本などに以上に、投資しても成長性がありそうだと言う理由で投資する人もいる地域です。
ただし、リスクが高く信託報酬料も高いと言う特徴もあります。
リスクを分散すると何が起きるのか?
上記でリスク分散と言う考え方が出てきました。
例えば米国だけに投資した場合。
それは万が一米国の経済が上手くいかなくなり米国だけが暴落したりしたら、持っている米国株の全ての価値が下がるということです。
そんなことはあり得ないと言い切れるのであれば米国株だけ、あるいは日本株だけを持つと言う一国だけに投資する選択もあるでしょう。

きんかじゅうの場合
私の場合は、全ての国の投資信託を選択したい派です。
ですので、世界株を中心にして米国株、日本株、新興国株をそれぞれ足して購入しています。
iDeCoでは
日本株式 21 %、米国株式 40 %、全世界株式 35 %、コモディティ4 %
つみたてNISAでは
バランス型株式 33.3%、米国株式33.3%、日本株式33.3%
(バランス型の内訳=国内株式、国内債券、先進国株式(除く日本)、先進国債券(同)、新興国株式、新興国債券、国内リート、先進国リート)
業界で投資先を分けるべきなのか?
業界については、投資信託の目論見書と言うもので確認できます。
例えば
IT業界の株(GAFAM=Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftなどに加えて、Netflixなどが有名)
自動車業界の株(トヨタ、テスラなどが有名)
医療業界(ジョンソンエンドジョンソンなどが有名)
金融業界(モルガンスタンレー証券、ヴァンガード社などが有名)
などの違いがあります。

違う業界に投資する理由は、一つの業界に投資して、その業界がこけたら資産が大幅に減ってしますことがあります。
そのため、複数の業界に投資している投資信託を選ぶと良いと言われています。これもまたリスク分散です。
きんかじゅうの場合
私の持っている投資信託は上記業界の全てが入っている状況です。
リート(REIT)って何?
リートとはREITと書き、簡単に言うと不動産です。

投資者から集めた資産でファンドが不動産を買い、その不動産価値を投資した人たち全てに配布されている感じです。
きんかじゅうの場合
例えば私のつみたてNISAで持っている「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」では国内リートおよび先進国リートへ投資できます。
ちなみに、この「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」では国内株式や先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内リートと、先進国リートに一度に投資できます。
バランス型と呼ばれる投資信託で、セット売りのようなイメージです。
このようなバランス型ファンドへの投資は簡単に済ませたい人に向いています。
コモディティとは?
コモディティとは石油や金などの実物資産(現物資産)への投資を意味します。
投資信託の中にはこのような石油や金などのコモディティへ当てたファンドがあります。

相対的にみて、コモディティなどの投資信託への信託報酬料は高めですので考えどころと言ってもいいでしょう。
きんかじゅうの場合
私は楽天証券銀行のiDeCoで選べる「ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)」を選択中です。
管理費(信託報酬料含む)が0.895%と私の選択している投資信託の中では高めです。
しかし、現金が世界中の銀行で刷られ、現金の価値が低下している中で今後、コモディティの価値は上がると私は信じています。
コロナを経験した後でも順調に純資産が増えているところからもそう信じ続けたいと思う区分です。
余談ですが、私のポートフォリオで一番低い管理費用はつみたてNISAで選択している「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の0.0968%です。

現在の私のポートフォリオは以下の通りです。
定期預金 70%
投資信託 20% (株式 15%、債券1%、リート1%、コモディティ3%)
現金 10%
このポートフォリオを見て「定期預金?何それww」と思った方もいると思います。
私自身もここまで投資信託の話をしてきて、確かにその資金配分は何だと思います。
しかし、私は2019年に投資を始めたばかりで、まだ株価の値動きに慣れていないため、この割合を敷いています。
私の定期預金はSBJ銀行のもの(年利0.35%)ですが、iDeCoでは定期預金も選択できます。
定期預金は投資を始めることにまだ違和感がある方には一つの解決策ともなるかもしれません。
私のようにまだ、株の動きに恐怖を覚える方には納得していただけるポートフォリオかもしれません。
私は、病がちでいつ大金が必要になるか分からないので、定期預金があることで安心感を得ています。

私は小額で始めており、2021年1月現在、つみたてNISA満額、iDeCo満額で投資しています。
最後に、一番大事にしていただきたい姿勢についてお伝えします。
それは、常に新しい情報を求め続けることです。
情報は常に変わります。ルールやシステムもいつかは変わります。
このブログサイトだけを見て妄信せず、他の情報源に当たることが「自分を守ること」に繋がります。
この記事が投資信託を選ぶ際の助けになれば幸いです。
以上、きんかじゅうでした。
コメントを残す