入社1年目に知りたい7つのビジネスマナー

この記事で分かること:
入社1年目や転職したての時に気をつけたいことや、ビジネスマナーが分かる
- 絶対に遅刻しない
- メールは24時間以内に返信 緊急時は&電話
- 英語はまず読めるようになる
- ペースメーカーとして、資格試験に申し込む
- ミスしたら、再発防止の仕組みを考える
- 苦手な人には「惚れ力」を発揮
- 小さな出費は年額に換算してみる
(2020/12/13 更新)
皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんは入社1年目の頃を覚えていますか?
私は今年でX年目ですが、正直思い出したくないこともたくさんありました。
「失敗からたくさん学びんだな」そんなことを思いながら見つけた本を紹介させてください。
「入社1年目の教科書」
この本を読み、「この本の内容を入社1年目に読んでさえいれば…。」と悔やんだものです。
もし現在、入社1年目の方や、これから入社される方に読んでいただければと思いシェアさせてもらいます。
またこの内容、意外と社会人X年目の私でも「あ、そっか」と膝を打つ場面が結構ありました。
ですので、ご自身のビジネスマナーに少し自信のない方も、もしいらっしゃればその方にはブースターとしておすすめします。
転職して間もない方にも、初心を思い出すためにも一読もらいたい1冊です。
著者
著者は、ライフネット生命の母体企業を起ち上げた岩瀬大輔氏。
この本はハーバード大学でMBAを修めた著者が、これからのビジネスパーソンへ贈る50項目からなるの教科書です。
50項目全てご紹介するのは長くなりますので、重要な7つの部分を選んでお届けします。
絶対に遅刻しない
- 絶対に遅刻しない

電車遅延や天候、予期しないトラブルから遅刻してしまうことはあります。ですが、入社1年目は「絶対に」遅刻しないよう最善を尽くすべきなのです。
理由として、時間厳守ができるかどうかということは「社会人として当たり前のことを、ちゃんとやれる人物か」が値踏みされているからです。
当たり前のことを、当たり前にできない人間に大事な仕事は回ってきません。
もし、重要な仕事をして成果を出したいなら、「当たり前」なことから全力になるべきということでしょう。
メールは24時間以内に返信
緊急時は&電話
- メールは24時間以内に返信 緊急時は&電話

対応が早いだけで評価が2割増になります。
また、電話をかけることにより相手がメールの見落としをしていないかの確認もできます。
電話をかけることにより、内容が少し冷たかったり起こっているような文面であったとしてもフォローが効くと教えてくれています。
そして、もちろん忙しい時やどうしても正式な返信がちゃんと書けない時もありますね。
その際はメールを読んだことを短い返信で伝え、そのメールで「なぜ今は正式な返信ができないか(情報精査に時間がかかる、など)」その旨を伝え、
「〇月〇日〇曜日の〇時頃までに正式な返信をする」とアップデートする旨も伝えると良いのです。
ちなみに、メールで内容が長くなる際は、「冒頭に要件を書き、詳細は後に書く」とわかりやすく親切だとも伝えていました。
英語はまず読めるようになる
- 英語はまず読めるようになる

これからのビジネスパーソンには英語は必須です。
能力としてまず、第1に習得すべきは「何の抵抗もなく早く読める能力」、英語を使う場面は読む、書くが日本では多いと思います。
私見を申し上げれば、読む書くの2技能は自分のペースでできる技能です。自分のペースでできるということは、自分でもレベルアップ努力ができるということです。
話す聴くは相手と合わせる必要があるので、読む書くよりかは高等テクニックともいえるでしょう。
ペースメーカーとして、資格試験に申し込む
- ペースメーカーとして、資格試験に申し込む

資格試験に申し込む理由は、ピアプレッシャー的に刺激を受けることと、漫然と勉強する愚から脱却することが目的です。
更に言うと、「優秀な人たち」とのピアプレッシャーが必要です。理由は、同じランク以下の人間とのピアプレッシャーは時に傷のなめあいになるからだとか。
「朱に交われば赤くなる」と言います。向上心のないの人たちと付き合えば、それは自分が引っ張り下げられるリスクが過分にあると思います。
ミスしたら、再発防止の仕組みを考える
- ミスしたら、再発防止の仕組みを考える

ミスをしたら、仕事のやり方を変えてみることが大事であり、「ミスしない、ミスを起こさない仕組みを作り出す」ことを目標とすべきです。
同じ失敗を繰り返していると「話を聞いていない」と捉えられがちです。失敗してしまう仕組みを発見し、改善することにより、取り組んでいる姿勢を見せられるのではないでしょうか。
苦手な人には「惚れ力」を発揮
- 苦手な人には「惚れ力」を発揮

苦手な人を発見してしまったら、あら捜しせず、苦手な部分を「単なる特徴」として捉えることが重要と著者は言います。
働くということは、人と人とのやり取りが大切ので、円滑なコミュニケーションが必要になってくるということです。
この意見に関して私は、半分賛成、半分反対です。
たしかに、自分が誰かを苦手な人と判定するには私情が入ります。小言を言ってくる人、意地悪な人、何を考えているのか判らない人などなど。これらはただ単にその人の特徴なのかもしれません。それは私も理解できます。
しかし、時に相手の「何か」を特徴として捉え、自身が堪えきれなくなるほど相手を理解しようとしても無駄な時があります。
その「何か」とは「ハラスメント」です。

自分の感じるその人への苦手意識が、ただの相手の特徴なのか、「パワハラ」「セクハラ」等のハラスメントなのか、判断が難しい場合もあります。
入社1年目では、周りの風土を掴むのも大変です。風土として「パワハラ」「セクハラ」が容認されているような企業に就職・転職してしまった場合は時には行動を起こす必要もあると思います。
それは著者の言う「惚れ力」、相手を理解しようとするのではなく、外部にある専門機関に相談することだと思います。

小さな出費は年額に換算してみる
- 小さな出費は年額に換算してみる

著者は、コンビニでの買い物や、ATM手数料などの少額の出費を年額にして計算すると判りやすいと例に出しています。
そのお金の使い方で本当にいいのかと、じっくり考えてみる必要があるんじゃないかと著者は問いかけていました。
私はこの意見に賛成です。私は、家計簿アプリを使って小銭単位で管理している人間なので、それをおすすめします。
いかがだったでしょうか。今回は7つにまとめてみましたが、本書では50項目に分けてより詳しく内容が書かれています。
もし、「読んでみたよ」って方いらっしゃったらコメント欄やSNSで教えてくれると喜びます。
以上、きんかじゅうでした。
「入社1年目の教科書」

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