ポートフォリオとリスク分散?手数料と信託報酬料の違いは?

(2021/01/13 更新)
- ポートフォリオ
- リスク分散
- 手数料
- 信託報酬
皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんはポートフォリオという言葉を聞いたことがありますか。
では、リスク分散、信託報酬、手数料はいかがでしょう。
これらのキーワードは投資を始める時に知っておきたい言葉です。
これらの情報のないまま投資を始めるとどうなるか。それはとても悲惨なことになることが多いです。
今回はポートフォリオ、リスク分散、手数料、信託報酬についてお伝えしようと思います。
- ポートフォリオ
- リスク分散
- 手数料
- 信託報酬

ポートフォリオ
ポートフォリオと言うのは自分の持っている資産の分散している利率です。
株60%、債券20%、現金50%とかそんな感じです。
自分が持っている資産全てを100%とした時にその中の資産のカテゴリーの違いの割合です。

リスク分散
リスク分散とは前出のポートフォリオに関連して、自分の資産のリスクをそれぞれ変えて、バランスをとることをこの記事では指します。
例えば株はリスクが高く、債券と現金はリスクが低いとされます。
よく議題に上がるのが、リスクはどのくらいとればいいのか、です。
しかし、それは人によって違います。リスク許容度と言いますが、その度合いは個人個人で違います。

例えば、20代前半の方と50代後半の方の違い
20代前半と言うと若いため、基本的にはリスク許容度が高く、リスクの高い投資をしても良いのではないかと言われます。
年齢が上がれば上がるほど、リスク許容度が低くなります。
理由として、20代前半であれば家族を養っている人は少ないだろうし、家のローンがある人も少ないだろうし、老後資金を貯めるための時間が長いです。
何か大きな変動があってもリカバリーできる時間が長いです。
要は、時間がたくさんあります。
また、何かしら失敗してもそこから学ぶことは多いはずです。

50年代後半の方は逆に家族を扶養している方は多いだろうし、ローンがまだ残っているかもしれないし、老後資金を貯めたくても時間が余りありません。
要は時間がないし、失敗できないんです。
年齢だけでなく様々な要素が加わります。その投資にかけたお金が無くなって困る方は、リスク許容度が低いと言えます。
きんかじゅうの場合
例えば私は、中ぐらいのリスク許容度だと思っています。
私は2021年現在30代前半で一般的に言えばリスク許容度は高い年齢です。
しかし、私は正直に言うと病気がちで、しかもなぜかかかる病気のレア度が高いです。
難病とまでは言いませんが、私の今かかっている病は全て完治しません。
病院代や薬の費用は結構します。
そのため、投資のお金を株に全力傾けてしまうには恐怖があります。

そんな感じです。
そのお金が無くなることに違和感がある金額は、株などのリスクの高い商品に向けずに債券や定期預金にすることが、最初は特におすすめです。
手数料
手数料とはいろいろなものにつきますが、ない所もあります。
インターネット銀行は基本少ないです。このように払わなくてもいい費用を大手都市銀行の証券窓口では強制的に払わされるものですが、楽天証券銀行やSBI証券銀行などのインターネット銀行では存在しないことがほとんどです。
このような「固定費」は削れる費用は削ることをしないと利益が出ても、その「固定費」ですっ飛んでしまうのです。

信託報酬料
信託報酬料は投資信託を選んだ際、そのファンドの運営資金みたいなものです。ファンドとは「投資信託を扱う会社」と、ざっくり考えましょう。
これも「固定費」です。
手数料は銀行に払いますが、信託報酬料はファンドに払います。
手数料は利益が出なくても、かかるものです。
しかし、信託報酬料の場合、利益が出たらそこから何%を信託報酬料を払うと言う感じです。
ファンドの利益-信託報酬料=自分の利益
ファンドにはインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
基本的に、アクティブファンドの方がこの信託報酬料がバカ高いです。
インデックスファンドでは指標(日経平均株価やS&P500など)に連動して利益を確定しますが、アクティブファンドでは人間(ファンドマネージャー)が価値の上がり下がりを考えて売り買いします。
そのため、人間を雇う人件費が発生しますから、信託報酬料が高いのです。
インデックスファンドの信託報酬料が1%もないことがほとんどなことに対し、アクティブファンドは1-3%とかそれ以上です。

1%というパーセンテージは一見低く見えますが、実際には0.2-0.5%%未満が手ごろな信託報酬料です。
要は2倍も5倍もする信託報酬料を強制的に払うファンドがアクティブファンドです。
しかし、結果はそう変わりません。むしろ、インデックスファンドの方が一般的に結果が良いです。
英語ではありますが、下記のURLから、信託報酬料の違いを計算できます。信託報酬が0.1%の場合と、3%ではどのくらい利益に影響が出るでしょうか。
Mutual Fund Calculator: Find What Fees Will Cost You
https://www.nerdwallet.com/blog/investing/mutual-fund-calculator/
日本語ではこちら
楽天バンガードHEADS 運用シミュレーター
ポートフォリオについて簡単に今回触れましたが、更に詳しい内容を下記の記事で書いています。参考になれば幸いです。
最後に、一番大事にしていただきたい姿勢についてお伝えします。
それは、常に新しい情報を求め続けることです。
情報は常に変わります。ルールやシステムもいつかは変わります。
このブログサイトだけを見て妄信せず、他の情報源に当たることが自分を守ることに繋がります。
以上、きんかじゅうでした。
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