【貯められる家計簿アプリ3選】なぜ家計管理でお金が貯まらない?

この記事でわかること:「消費」「浪費」は最小限にし、「貯蓄」と「投資」に振り分けられるようになる。
(2020/12/22 更新)
- PLAN 計画と仕組みを立てよう
- DO 家計簿アプリ使おう
- CHECK 計画との整合性を分析しよう
- ACT 分析後は最適化しよう
皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんお財布をのぞいてお給料日まで何日か数えたことはありますか?
私は、あります。大多数の人も頷かれたかなと思います。
お給料が入った後はとても幸せな気分なのに、月末になるとげっそり。。。

私も覚えがあります。しかし現在、私はお財布ではなくアプリを見ます。
財布で管理していた家計をアプリ化したことにより、貯金も増えほくほくとした気分です。
これから伝える内容を3年前より実践し、今では毎月月収の30%を貯蓄と投資に向けられるようになりました。
このほくほくをシェアしたいので、今日はおすすめのアプリと家計の考え方についてお伝えします。

1. PLAN 計画と仕組みを立てよう
貯蓄口座を作る(自動積立にする)

まず、お給料日が来たら、お給料の10~20%を貯蓄用の口座に移す仕組みを作りましょう。
手動でできる、と言う方はその方法でもいいと思います。
しかし、銀行口座の中には自動で給料口座から積立用の別口座に移す機能や積立プランがあり大変便利です。
自動積立が無料で行われる銀行もありますが、自分の銀行が自動積立に対応しているか、料金がかかるのか確かめてみるといいかと思います。
また、勤めている会社に財形貯蓄制度があればそれも同じような仕組みです。
2. DO 家計簿アプリ使おう
10~20%を貯蓄に回したら、あとは1か月をお給料の80~90%で過ごします。
お給料の80~90%では過ごせない!
と危機感を感じる方もいると思います。でも、本当に無理なんでしょうか。
一度、生活費を見直すことをおすすめします。家計簿をつけると良いと思います。
家計簿か・・・。

と気だるさ感じる方もいると思います。そこでおすすめの方法を紹介します。
家計簿アプリを知っていますか。
ご存じない方に向けて簡単に説明しますと、アプリに銀行口座情報やクレジットカードの利用履歴をつなげて支出をトラッキングするというものです。
つまり、家計簿アプリとはスマホで家計簿をつけるということです。
家計簿アプリを通じて出費を管理すれば楽ですし、漏れもありません。
え、それ安全なの?

そう感じられる方もいますよね。私も最初そう感じました。
しかし、ご安心ください。
3つの総ダウンロード数の合計は2450万ダウンロード以上です。
一番少ないアプリのダウンロード数でも500万ダウンロード。
つまり少なくとも500万ユーザが使用し満足しているアプリたちです。
この3つのアプリは私自身も現在、使用しており役に立つ代物です。
- Money Forward Me(マネーフォワード ミー) 1100万ダウンロード以上

マネーフォワードでは家計簿を円グラフで確認できるので視覚化には一番良いと思います。
口座一覧ではではポイントや現金の管理も同時にできます。
日本で一番ダウンロードされている家計簿アプリなだけあり、かゆいところに手が届きます。
- Moneytree(マネーツリー) 500万ダウンロード以上

マネーツリーではプライベートと仕事の収支とは分けて計算集計する機能があるので、お仕事でも使いたい方におすすめです。
支出と残高を分けれ見られるため、その方が分かりやすいと言う方には合うと思います。
もちろんポイントや現金管理も可能です。
私はこのアプリを仕事用兼マネーフォワードで連結できなかった口座やポイントに使用しています。
- Zaim(ザイム) 850万ダウンロード以上

ザイムでは予算を自分で決定して表示できる機能がとても便利です。
予算と実際の支出を比べて棒グラフ化してくれます。
カレンダーで何日にいくら使ったかがわかる表示をしてくれますし、別に円グラフでの表示もあります。
私はこのアプリはパートナーとの共用口座・共用クレジットカード・共用デビットカードの管理に使っています。
パートナーのDekanaさんもログインできるので重宝しています。
ただ、マネーフォワードやマネーツリーにはある、アプリを開ける際のナンバーロック解除や指紋認証によるロック解除が無いのがザイムの残念な所です。
セキュリティを重視する方は、マネーフォワードかマネーツリーを選んだ方が無難かもしれません。

インストールしたら最初に銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントなどお金の出し入れのある所全てを連結設定させます。
設定が若干時間かかりますが、設定の後ははすべて自動でアプリが入金・出金を追ってくれます。
そのことを考えると、この一度きりの面倒くささは耐えられるでしょう。
自動追尾ができない現金は、使ったらポチポチとアプリに直接、記入できます。
メンドクサイ、と思いましたらレシート写メ機能を利用しましょう!
有料の制度にはなりますが、レシートを写メればデータ化してくれます。

3. CHECK 計画との整合性を分析しよう
出費の内容を把握します。

1か月後ちゃんと見るといくらお金を何に使っているかわかります。
「固定費」と「流動費」に分ける
「固定費」とは、毎月一定額が出費するものです。
家賃、保険料、通信費、スマホ代などが考えられます。
「流動費」とは、毎月いくらかかるか予測が難しいものです。
日用品費、医療費、衣服費、娯楽費、交際費などが考えられます。
「消費」「浪費」「投資」に分ける
人間がお金を使う際、だいだい「消費」「浪費」「投資」の3つに分けられます。
「消費」とは、人間的生活のために必要となる費用です。
「浪費」とは、心を豊かにするための費用、または無駄づかいを考えると無難です。
「投資」とは、払った金額以上に、リターンのある費用です。

この作業は「固定費」「流動費」とは別カテゴリーです。
固定費の中の「消費」「浪費」「投資」、流動費の中の「消費」「浪費」「投資」と分けて考えたほうがいいでしょう。
自分が何にいくら使って、それが「消費」なのか、「浪費」なのか「投資」なのか。この3分類に使用した金額を当てはめて、整理する必要があります。
この作業は少し難航する人ともいそうですね。
例えば、友人と食事をした時、どれに当てはまるのか謎ですよね。

不明な場合は、自分が一番フォーカスしたい目的を考えます。
ただ単に食事や飲み物をとりたかったのであれば「消費」
レストランで外食する楽しみが目的であれば、「浪費」
友達とのコミュニケーションと言う目標的な目的があれば「投資」
カテゴライズできたら「この出費は本当に必要か、出費を抑えられないか」を考えましょう。
おすすめとしては、UPTO(最高値)を決めることです。
UPTO(最高値)は「消費」は毎月の支出の〇%まで、「浪費」は〇%まで、「投資」は〇%までとパーセンテージ化して決めるとやりやすいです。

ここで予算オーバーしてしまうという場合、「固定費」を見直すと良いでしょう。
そして、「流動費」の中にも固定費のように毎月かかるものがある場合、それは固定費として扱えます。
私の場合は食費が月3万くらいかかっていてほぼ毎月変わらないため、それは固定費として扱っています。
「固定費」の中に「浪費」があればまず減らせないか考えましょう。
次に「固定費」の「消費」です。
「固定費」の「投資」は中身を再度確認して、流動費含め最後に見直します。
大きな出費としては考えられるものは保険・スマホ代・家賃などでしょうか。
意外とサブスクリプション代(U- NEXTやAmazon primeなど)、使っていないジム代や英会話スクール、飲み会代や外食代がかかっている方もいるかと思います。

削る際の考える方法は、「本当に要るのか」「無くなって困るか」だと思います。
要らないものは不要として、切り捨てることも必要です。
無くなっても小額になる代替案があればそれを使えますね。
私の場合、通学の英会話スクールに通っていましたが、オンライン英会話にしました。
コロナ禍の中ではオンラインのサービスの方が便利ですし、実店舗に比べオンラインでのサービスは安価なことが多いです。

4.ACT 分析後は最適化
この「4」は「3」を終え、より余裕のある場合に読んでいただきたい部分です。
最後に支出80%~90%の内訳をより細かくして考えます。
貯蓄:10%~20%、支出80%~90%とした支出の中から10~20%を自己投資に当てます。
貯蓄:10%~20% 自己投資:10%~20% 残りの支出:60%~80%
自己投資とは、自分にかける投資費用ということです。
投資の中で一番、リターンの大きいものでリスクの少ないものは、自己投資と言われています。

理由として、基本的に投資は減るリスクがある点と、自己投資は自分の給料に関わる点です。
自己投資は頑張れば頑張っただけ、自分の力になります。
仕事に直結するスキルであれば給料UPに繋がります。
完全にプライベートな自己投資でも、自身のモチベーションUPにつながりますよね。
リフレッシュした気持ちでの仕事と、鬱鬱した疲れた気持ちでの仕事では、能率が断然違います。
仕事で使うスキルのブラッシュアップをしたり、健康のためにジムや運動のための用具に当てたり、転職したいと考え新しい技術を学んだりすることは仕事に直結していますね。

美意識を高めるため美術館に行ったり、新しい料理を覚えて友達に振舞う目的でオンラインで料理教室に行ったり、新しい人脈を作りにパーティに行くことも時に自己投資となります。
私は浪費との区別をするため、「楽しむ」目的なら「浪費」、「目標」があるなら「投資」としています。
自己投資をする前に「目標設定」をすることをおすすめします。
「目標設定」がされていない場合は「浪費」です。

いかかでしたでしょうか。
「消費」「浪費」は最小限にし、「貯蓄」と「投資」に振り分ける。
これが私のおすすめの家計管理です。
この内容を3年前より実践し、現在では月収の30%を貯蓄と投資に向けられるようになりました。ほくほくです。

それでは、きんかじゅうでした。以上です。
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