どう英語を学び始めるか。ハイスペックビジネスパーソン学習の一歩

(2020/12/05 更新)
この記事で判ること > 具体的にどう英語を始めるのか? > 日常の中でアウトプットする具体的ご提案です!: 無料サイトやアプリも紹介します。
こんにちは、皆さん。きんかじゅうです。
私は常に、ハイスペックなビジネスパーソンになりたいなあ、と努力しています。英語ができることはその近道の一つじゃないかと信じ、取り組んでいます。
なぜなら、「自分のお客様」にできる方が母国語を話す方以外にも増えるからです。
最近、日本では 英語ができないと昇進の機会すらない会社も多くなりましたね。…今、何人かは「昇進するつもりないから英語も必要ない」と思ったでしょう。

合ってますよ。その意見。
責任が重くて楽しくない仕事なんて嫌ですね。私はやりたくないです。
でも、あなたが思い描いている理想の仕事って「なに」で、どの段階を踏んで、具体的にはどのようにその職になるのでしょうか?
私の質問に完璧に答えられましたでしょうか?
私が思うに、先ほどの私の質問で一瞬声が詰まった方は「情報が足りずに、やりたいことができてない」のではないかと仮定します。
母国語だけでは、自分の国の他の人と同じ情報を見ているんです。その状況で、昇進もせずにワークライフバランスの良い、責任の軽い、楽しい仕事を見つけるのは、簡単でしょうか?
英語ができることは、その状況を打破する一縷の望みになると私は信じています。
皆さん、もうそんなこと気づいておいででしたでしょうか。それは失礼いたしました。
では、多くの人々がどうやって英語学習を「始めるのか」を迷っているのではないかな、と推測します。
簡単です。
日本語で行っている全てを、英語に置き換えればそれが始まりになります。あなたの起きている時間を、英語学習に充てるのです。
「え、無理」

と、絶対に皆さん思ったはずです。
しかし、「必要」な情報は嫌でも覚えますよね。通勤ルート、一番安い定食屋さん、自分の仕事に必要な資格の内容や明日のプレゼンをだれにするのか。これらは、必要であると同時に毎日使うから忘れないじゃないでしょうか。
話して、見て読んで、聞いて、書けば忘れないんです。
具体的にどう始めるのか。無料のコンテンツでいいのか?有料の方がいいのか?
私は英語学習に費用を、極端にかける必要はないと考えます。
世界中に無料、もしくは少量の課金で得られる英語学習情報はとてつもなく多いです。
方向性としては、準備 -> 開始です。
細かく言うと、下記です。
英語アレルギーを治す&英語学習を楽しむ方法を見つける ->
自分の英語能力を測る ->
自分のレベルにあった教材に行き当たる。必要であれば購入する ->
発音、文法、英単語を同時に学習していく。
もし、一つづつ進めたい方は発音>文法>英単語の順をおすすめします。
A) 準備
運動を始める前に準備運動しないとケガをすることがありますね。英語も一緒です。
英語アレルギーを治す&英語学習を楽しむ方法を見つける
一番最初に行っていただきたいです。この順番を飛ばすと、「英語が嫌いなまま」学習をしなければならなくなり、正直苦痛だと思います。何かご自身の好きなものを英語に置き換えてみた下さい。なんでも構いません。
TVやYouTubeを見る際に英語のコンテンツを探し、見てください。Netflixでもいいです。
本を読んだり、インターネットの記事を読むのが好きなら、英語のコンテンツを一つ加えるのはいかがですか。
SNSで海外の発信者をフォローしてみたらどうでしょう。
海外の人とインターネット上で文通するのも楽しいですよ。
私はLang-8と言うサイトを使って英語の日記をつけ、しかもネイティブの方から無料で添削を受けていました。
Lang-8
自分がどのくらい英語ができるのか知る。
もし、ご自身の英語能力がどのくらいなのか判らない場合は、TOEICの模擬試験を受けることをおすすめします。
理由として、ご自身のスコアが判らなければ、自分に合った内容の教材に辿り着けないからです。
また、TOEICは日本において柱となる英語の基準です。判っていて損はありません。
もし、他の英語能力テストを受けたことがある場合、下記に相対表の確認できるサイトを2つ載せておきました。
各資格・検定試験とCEFRとの対照表 – 文部科学省
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf
TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表
https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/toeic_cefr.html
CEFRは国際的な基準です。もし、海外留学を考えられる方はご自身のCEFRレベルを知っておいても良いかもしれませんね。
自分に合った教材を見つける
この段階で時間が少しかかるかもしれません。
ただ、教材は「正しい内容」で「自分のレベルに合っていれば」どの教材でも構わないのです。
どうやって正しい内容かどうか、見分けるかは難しいと思いますので、後日また別記事にておすすめを共有させていただきます。少々お待ちください。
正しい内容の英文法書と
英語辞典(できたら英英辞典)の2つが
あればいいです。
- 自分に合った文法書、それが英語で書かれていれば完璧
もし、あなたがTOEIC模擬試験を受け、300スコアやそれより下のスコアだった場合、一番初めからやり直すつもりで取り組んだ方が良さそうです。でも、自信を持っていただきたいです。なぜなら、このページを読んでいる方の中で、あなたが一番伸びしろがありますから。
- 英語辞典(できたら英英辞典)を入手する
次に、音声付きの英語辞典を入手します。英英辞典であればなお良しです。
英英辞典である理由は、英語で英単語を覚えられるので、必然的に行き当たる英単語量が増えます。
「この英単語、何?」と思えばそれだけ覚えるチャンスが増えるということです。
下記はおすすめの無料英語サイトです。両方ともアプリがあるのでスマホにインストールしてもいいと思います。
日英 英日辞典:英辞郎 on the web( EOW)
スマホアプリもあります。
英英辞典:Oxford Learner’s Dictionaries
スマホアプリもあります。
B) 少しづつ始める
一度に大量の運動を始めると、リバウンドしかねませんね。それと同じです。
無理のない内容から始めましょう。
学習を開始する
もちろん、この「始める」ことから始めてもOKです。準備と始めるのはどちらが先でも良いですが、準備の後の開始を個人的におすすめします。
- 文法:
一つの文法書、もしくはサイトから学ぶことをおすすめします。もし、終わったら一つ上のレベルのものを探す、の繰り返しです。文法を学ぶことは時間がかかりますが、続けていく必要のあることです。
- 発音:
ネイティブの発音する、英単語、文章を聴く。
文章は短い方が始めやすいので3単語で構成される文などがビギナーには良いと思います。ご自身でできると感じたら少しづつ語数を増やしていきましょう。
できる限り同じように発音し、自身の声を録音して聞いてみます。
そして違ったな、と思った部分は直して発音し、録音して聴くこの繰り返しです。
始めは「恥ずかしくて聴いていられない」と感じますが、その内に自分の発音の癖が判ります。自分の癖は気がつかないと治らないものです。気づくことが最初の一歩です。
スマホやPCに録音機能がついているものがあります。無ければ適当なものを無料でダウンロードできます。
英語学習用に録音レコーダーを購入する方もいますが、意欲的で大変良いと思います。
- 英単語:
複数のやり方がありますので、ご自身で肌に合うものを試して下さい。
- 自分の部屋にあるものをリストアップして英語にし、それらを付箋に1つづつ書いて、その物自体に張る。(例:本に「book」と付箋を張り付ける)あとはその部屋で過ごしながら、その単語を目にした時、発音する。(発音する時に真似する音源はネイティブの物を一度調べておくと良い)
- 自分のレベルにあった単語帳を買い、全ページ覚える。覚える際は、英語辞書で単語を調べ、発音を聴いてから覚える。
- 簡単な洋書を読んで、わからない英単語に出会ったらメモをする。あとで英語辞書で調べる。
- 英語の3文日記を書く。自身で書きたい内容の単語を調べる必要がある。
- 英語の記事を読んでわからない単語をリストアップして調べてみる。
- 英語のPodcastやYouTubeを聴いて、判らない単語をリストアップして調べる。
- 新しく出会って覚えた英単語を積極的に使う。
おすすめはアウトプットです。書く、話すなどのアウトプットをすることにより脳が「必要なもの」であると認識して記憶しようとします。
私が留学する前に実践していたのは2、4、7です。
2については「1日に100単語づつ1塊で覚え、次の日にまた別の100単語を覚える。前日までに覚えて忘れたものは再度覚え直し」と言うメソッドです。
かなりきついかったですが、覚えられる量が増えるにつれ自信がつきました。
英語を学ぶことがあなたにとって最終回答ではないかもしれません。しかし、あなたの視野が狭いことは確かです。盲目の国では片目の開いている者が王だ、と言う諺があります。あなたの両目はしっかりと広い世界を見ていますか?
最後には何が見えるでしょう。

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