【英語多読】簡単に読める洋書【5選】児童書&名作フィクション

- The Old Man and the Sea –by Ernest Hemmingway
(「老人と海」 アーネスト・ヘミングウェイ:著) - The Great Gatsby – by F. Scott Fitzgerald
(「グレート・ギャツビー」 F・スコット・フィッツジェラルド:著) - Treasure Island -by Robert Louis Stevenson
(「宝島」 ロバート・ルイス・スティーヴンソン:著) - Harry Potter and the Philosopher’s Stone -by J. K. Rowling
(「ハリー・ポッターと賢者の石」J・K・ローリング:著) - Wonder -by R. J. Palacio
(「ワンダー」 R・J・パラシオ:著)
(2021/01/03 更新)

皆さん、こんにちは。きんかじゅうです。
皆さんは洋書を読んだことがありますか。私は英語を学んでいますが、読書が好きなので、洋書を多読することを目標にしています。
洋書を読むというと、自分の好みのものを探したり、レベルが合っているかどうかという問題がありますね。
今回は初めて選ぶ方でも読みやすい中級者向けの洋書、名作と児童書を紹介しようと思います。
今回なぜ名作と児童書に絞って紹介するのか。それは理由があります。
名作は、有名で話の筋がもうすでに分かっている、もしくはすぐに調べればわかるところが英語学習者には良いという点あります。
日本語で一度読んだことがある作品で内容が分かっているのであれば、英語でも内容を理解しやすいです。
内容を理解している時点から洋書を読み始めれば、「これからどうなるのか」が分かりますね。その下地があるところから読むことができます。
その方が洋書を読む際、理解しやすいので英語学習者に向いています。
洋書を読むとなると比較的長い時間英文を読んでいても大丈夫なレベルと言えますので、中級者が対象としてこの記事を進めます。

また児童書を読む、ということはつまり英語圏の10代の人たちと同じように読者として扱われることを意味します。
児童書と言うものは10代くらいの読者に読んでもらうことを目的として書かれているので、比較的簡単でシンプルな文章で書かれています。
そのような平易な文章は、英語学習者にとっても読みやすい内容になっています。
そういった理由から名作と児童書は英語を学習する中級者には読みやすいので、今日は名作2冊と児童書3冊をご紹介します。
名作―――――――――――――――――――――――――――――――――
The Old Man and the Sea –by Ernest Hemmingway
(「老人と海」 アーネスト・ヘミングウェイ:著)
アーネスト・ヘミングウェイは「ハードボイルド小説」を確立させた小説家として有名です。
「ハードボイルド小説」とは、言っってみれば「余計な描写をそぎ落とした小説」です。
過剰な形容詞や、長ったらしい冗長な文章はヘミングウェイにはありません。
そのためヘミングウェイの作品は、とても英語学習者には読みやすく、わかりやすいものが多いです。「The Old Man and the Sea(老人と海)」は、ヘミングウェイの代表作です。

内容:
漁で生計を立てている老人の漁師の孤独な死闘が描かれています。
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The Great Gatsby – by F. Scott Fitzgerald
(「グレート・ギャツビー」 F・スコット・フィッツジェラルド:著)
(『華麗なるギャツビー』『偉大なギャツビー』との邦題もある)
上記のヘミングウェイがこの作品を読み、「役に立とうが立つまいが、彼の友人の輪に加わりたい」との手記を残すほど衝撃を受けた作品です。
アメリカ文学史に残る傑作と言われ、皮肉と賞賛が凝縮された作品で、舞台化や映画化もされています。

内容:
毎夜盛大なパ-ティを開く華麗な生活を送るギャツビーに、男女集まってくるところから話は始まります。一人のパーティ参加者がギャッツビーの隠された想いを知り、衝撃のシーンを迎える最後は圧巻です。
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児童書―――――――――――――――――――――――――――――――――
Treasure Island -by Robert Louis Stevenson
(「宝島」 ロバート・ルイス・スティーヴンソン:著)
海洋冒険小説であり、少年向けに書かれてはいますが、教養小説としても認められている作品です。
BBCでは3度テレビドラマ化がされており、英語圏で長く親しまれています。
ディズニーが『トレジャー・プラネット』というタイトルで、宇宙を舞台に変えてリメイクしたことでも知られています。

内容:
海辺のさびれた宿屋で暮らしている少年が、訪れた顔に刀傷ある男と出会って、ひょんなことから航海に旅立つことになります。
刀傷の男の一味との航海の末、宝島に辿り着つくも船内で反乱が起き、戦いとなります。
宝島にある財宝はだれの手に渡ることになるのかが注目されます。
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Harry Potter and the Philosopher’s Stone -by J. K. Rowling
(「ハリー・ポッターと賢者の石」J・K・ローリング:著)
有名すぎて説明のしようがないともいえる児童書ファンタジーの金字塔です。
主人公のハリー・ポッターが中学生であることから、読者はその年代の子供たちと考えられますが、その内容は世界を魅了し映画化や舞台化もされています。
イギリス英語で書かれているため、アメリカ英語との違いを少し感じますし、ファンタジー特有の単語や特別な(現実にはない)設定や言葉に戸惑うかもしれません。
邦訳版を読んだことがある読者におすすめします。

内容:
両親の死後、叔母夫婦に育てられた主人公が魔法学校に入学し、友人たちと悪の魔法使いヴォルデモート卿との戦いに身をゆだねていく話です。
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Wonder -by R. J. Palacio
(「ワンダー」 R・J・パラシオ:著)
日本でも小学校高学年の夏休み課題図書にも選ばれた児童書です。
障害や差別、いじめといった繊細でありながらも現実的な話が描かれています。主人公の語りの部分もありますが、両親、姉、姉の親友や姉のボーイフレンドの語る物語が、主観的かつ客観的にさまざまな視点から物語を描きます。

内容:
生まれつき顔に障害のある男の子が、中学に上がり初めて学校に通うようになる話です。
主人公は、登校の当初はクラスメートからの差別やいじめを受けてくじけそうになります。
しかし、両親の励ましや自身の懸命な行動から周りと少しずつ交流していき、親友を得、喧嘩もし、成長していく物語です。入退院と手術を繰り返し、両親と姉と姉の親友だけが世界の全てだった少年が、少しずつ成長していきく姿に勇気づけられます。
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いかがでしたか。
児童書や名作は山ほどあります。ですが、今回紹介した作品は洋書を読みなれていない方にも入りやすいと思い、中級者以上の英語学習者におすすめします。
特に、「Wonder」は映画を見るほど私ものめり込み、夢中になって読んだ作品です。
これからも、おすすめな洋書があればまたお知らせしたいと思います。
きんかじゅうでした。
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