【レビュー】トランスジェンダーとハリウッド 過去、現在、そして③【ドキュメンタリー】

(2021/02/07 更新)
メディアの今 そして
最近のメディアはトランスジェンダーの人々の性に対してだけでなく、人となりに焦点を当てるようになりました。
性的マイノリティの人たちは、世界中で最も傷付きやすく、一緒に笑っているのか笑われているのかすぐ判ると語り手の一人は言います。だからこそ、映画から受けるメッセージから、社会はトランスジェンダーの子どもたちに「愛されないんじゃないか」と感じさせてはならないと思います。

あいにく、保守的な人たちの中には最近のメディアが描くトランスジェンダーの人たちの本当の姿が受け入れられないと言う意見もあると思います。ついてこれない人も、心の準備のできていない人もいると思います。
だからこそ、私たちは話し合わなければならないし、話し合いを止めてはならないと思います。特に、自分とは相いれない相手との話は、続けられなければいけないと感じます。

話は違いますが、日本ではかつて、明治以前、性に対して寛容でした。武将や僧侶に、小姓や稚児がいたことは公然の事実です。しかし、明治に西洋化されることにより、西洋の中心的考え方のキリスト教的考え方が流入し、その寛容さは封印されたと考えられます。
また、このドキュメンタリーの話は、性的マイノリティのトピックだけでなく、性差別や男女平等(それ以外の性別についても平等になってほしいが)とも関わる話題だと思います。
この記事を書きあげる時に、パートナーのDekanaさんがゲームのFinal Fantasy XIVについてある話を教えてくれました。
最近登場した2人の女の子はとても仲が良くファンの間では、彼女たちは非公認でもカップルだとうわさされているようだとのことです。しかし公式には彼女たちはただの友達で、その理由は公式にに止めると商業的にダメージがあるからなんじゃないかと言います。いくつかの地域では、同性愛は未だに違法でそこで売れなくなるし、ゲームをする人々の中で拒否を感じてゲームをしなくなるファンも出るからでないかと言います。

しかし、ゲーム開発者はゲーム内の2人のシーンに虹色の巨大クリスタルを登場させました。虹色はLGBTQ+の人々をサポートすると言うシンボルカラーです。
最後に、保守的な考え方の人もいると思います。ただ、保守的な人にもリベラルな人にも、相手の意見を聞いてほしい。「私はこう思う、でもあなたはこう思うのね。そう。」と相手の意見を尊重することが大事だと感じます。社会構造や性的ダイバーシティに対して声を上げること、次世代に発信することが何よりも大事なのではないかと感じました。
きんかじゅうでした。以上です。
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